TAVARUAストーリーVOL.1
タバルア島に滞在できるという幸福。

フィージー タバルア島

サーファーなら「死ぬまでには一度は、行ってみたい島の1つ」に、フィジーのタバルア島がある。
ほぼ会員制サーフリゾートになっていた名残で、何らかのコネクションがないと島には宿泊できない。
グローバルなサーファーコミュニティの中で、信頼できるサーファーの友人を通して紹介されることでのみ、この島に宿泊できる、と聞いていた。
だから、タバルアに宿泊できるだけで、サーファーとしてとても誇り高く、ハイクォリティなサーフタイムが保証されている。
そんな誉れ高いタバルア島に、自分は一度だけ滞在することができた。
もう15年ほど前のことになるが…フィジー本島からタバルア専用ボートに乗り込み憧れのタヴァルア島を目指す、30分ほどすると、小さな島影が見えてきた、そしてさらに近づくと、エメラルドグリーンに輝く珊瑚の海の上にぽつんと浮かぶその島の全貌が見えてきた、白い砂の上に緑の木々がある小さな島。
「タバルア島とはいったいどんな島なんだろう? クラウドブレイクはどこにあるんだろう? レストランツのリーフは噂通りシャローなのか?…」島に近づくボートの上で胸の高まりを独り感じながら、島のポテンシャルをいろいろと想像したことを覚えている。

story by Tokushi Akai

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