環境NPO「The Ocean Cleanup（オーシャン・クリーンアップ）」は、プラスチックごみを回収する装置「インターセプター」を利用して、今年５月以降300万キログラム以上のごみがカリブ海へ流出するのを阻止しました。
　インターセプターは河川敷に係留し、浮きとスクリーンで構成されたフローティングバリアを水面に張り、プラごみを集めてベルトコンベヤーに誘導、船上に設置された６つのごみ箱に分別します。ごみの収納量は約51平方メートル。太陽光発電で24時間稼働し、1日に約50トン以上のごみを回収しています。
　インターセプター006は新しい装置で、グアテマラ最大の川・ガンマツアガ川の流域に設置され、カリブ海のプラスチックごみ汚染防止のため稼働しています。 　オーシャン・クリーンアップは2013年、オランダで設立された非営利組織。世界の海に毎年800万トンも捨てられている大量のプラスチックごみを回収、リサイクルするプロジェクトを続けています。2040年までにプラスチックごみの90パーセントを除去することを目指しています。
　Duke Internationalはオーシャン・クリーンアップの活動に賛同、売り上げの一部を寄付するなど海を守る活動を今後もサポートしていきます。